バイアグラは有名なED治療薬です。EDの悩みを抱える人は「通販で買えるの?」「本当に効果はある?」などいろいろ気になっているかもしれません。
この記事では、バイアグラの特徴や効果、副作用について確認しながら個人輸入する危険性を紹介します。バイアグラはオンライン診療で自宅にいながら安全に手に入れることもできるので、おすすめのクリニック情報もまとめてありますよ。興味がある方はぜひ参考にしてください。
バイアグラは世界で初めて認可されたED治療薬です
バイアグラは血流を良くする効果によって勃起を促すED治療薬です。1999年に世界で初めて開発、承認されたもので、2000年から日本でも処方されるようになりました。
ED治療薬としてたくさん実績があるのはもちろん、知名度も高いため今では多くのクリニックで使われています。
バイアグラには、錠剤とシートがあります。それぞれの使い方がこちらです。
錠剤 | シート | |
---|---|---|
1回量 | 25㎎:1錠または2錠 50㎎:1錠 |
25㎎:1フィルムまたは2フィルム 50㎎:1フィルム |
飲み方 | 1日1回 コップ1杯程度の水またはぬるま湯で飲む |
1日1回 口の中で溶かす またはコップ1杯程度の水またはぬるま湯で飲む |
飲むタイミング | 空腹時 | 空腹時 |
バイアグラの主な副作用を確認しよう
バイアグラは血管拡張作用によりEDを治療する薬ですが、実は血管拡張作用によって副作用が起こってしまうこともあります。」
- ほてり
- 頭痛
- 動悸
- めまい
- 消化不良
- 悪心
- 高血圧
- 不整脈
- 目の充血
副作用は一時的なものですし出る確率は高くはありません。厚生労働省の調査で確認できた副作用がこちらです。
- ほてり:6.0%
- 頭痛:1.2%
- 胸やけ:1.2%
- 嘔気:1.2%
- まぶしい:1.2%
- 目の疲れ:1.2%
ただし、副作用が出たときは無理に性行為を続けないようにしてください。
また、動悸や視覚異常、聴覚異常などの症状が出た場合はできるだけ早くクリニックを受診するようにしてください。
そして、バイアグラは血圧に作用することで心臓に負担がかかってしまうことがあるので、誰でも使えるわけではありません。
- 未成年者
- バイアグラ成分に対する過敏症がある
- 心血管系障害を持っていて性行為が不適当である
- 重度の肝機能障害がある
- 低血圧である
- 脳梗塞、脳出血や心筋梗塞の既往症がある
現在治療中の疾患がある人や薬を常用している人はバイアグラが服用できない可能性があります。これは、思い副作用が起こってしまう危険性があるためですから、かかりつけの医師に相談するようにしましょう。
バイアグラは通販で手に入れる場合でも医師の診察が必要です
バイアグラは処方箋医薬品です。
厚生労働大臣が告示により指定した、処方箋がないと販売・授与できない医薬品です。
バイアグラは副作用があったり使用できない人がいたりする薬です。バイアグラを服用したことで死者が出てしまったこともあるので、医師による診察を受けなければ手にすることができないのです。
バイアグラはドラッグストアで買える市販品ではない
バイアグラは医師による処方が欠かせないのでドラッグストアで買うことはできません。
必ずクリニックで診察を受けて、処方してもらうことになります。病院に行くのが大変な場合は、オンライン診療を受けることもできますよ。
バイアグラを個人で輸入するのは危険なのでおすすめしない
バイアグラはネット通販を使って個人輸入することができてしまいます。
しかし、バイアグラの個人輸入にはいろいろなデメリットがあるのでおすすめしません。
- 偽物であることがある
- 品質の悪い粗悪品であることがある
- 医薬品副作用被害救済制度の対象外となる
- 用法用量が把握できない
届いたバイアグラが偽物かどうかを素人で判断することはできませんし、管理がしっかりと行われていない薬を使うのも怖いですよね。
万が一副作用が出たとしても、個人輸入は服用が自己責任となってしまうので補償が受けられません。
「個人輸入の方がお得に手に入る」と聞いたことがあるかもしれませんが、比べてみるとクリニックで処方されたものとほとんど変わらないですよ。
バイアグラの他にもED治療薬がある
日本で使えるED治療薬はバイアグラだけではありません。2004年にはレビトラが、2007年にはシアリスが発売されており、現在は3種類のED治療薬が用いられています。
バイアグラ | レビトラ | シアリス | |
---|---|---|---|
飲む時間 | 性行為1~3時間前 | 性行為1~3時間前 | 性行為1時間~1日半前 |
最も効果が出る時間 | 服用後約1時間 | 服用後約15~30分 | 服用後約2時間 |
持続時間 | 3~5時間 | 5~8時間 | 30~36時間 |
効果の強さ | 強い | とても強い | やや弱い |
食事の影響 | 普通食、高脂肪食の 食後直後内服で 効果が下がる |
高脂肪食の 食後直後内服で 効果が下がる |
なし |
東邦大の薬剤費 | 約1,300円/1錠 | 約1,200円/1錠 | 約1,500円/1錠 |
調剤費 | 約800円/1処方箋 | 約1,200円/1処方箋 | 約1,500円/1処方箋 |
それぞれの治療薬の特徴からおすすめする人を紹介します。
- バイアグラ:
続時間や効果のバランスが良く料金は安め
→ 安定した効果を求める人におすすめ - レビトラ:
即効性や効果が高い
→ すぐに勃起させたい人におすすめ - シアリス:
効果時間が長く副作用が出にくい
→ 性行為のタイミングが決まっていない人、食後に性行為をする人
ただし、あくまでもED治療薬は自分に合うものを選ぶことが大切です。
医師に相談して自分に合うものを選びたいですね。
バイアグラは不妊治療目的なら保険が適用される
バイアグラは2022年から不妊治療を目的とした使用であれば保険が適用されることになりました。
ただし、保険適用のためには厚生労働省が決めた7つの条件をすべて満たさなければいけません。
- 泌尿器科で5年以上の経験を持つ医師が処方する
- 不妊治療をしている医療機関から紹介状がある
- 勃起不全と診断されている
- 本人かパートナーが6か月以内に不妊治療を受けている
- ED処方薬の処方が1か月に4錠以下である
- 投与継続期間は6カ月である
- 処方箋の備考欄に保険診療であることが記載されている
不妊治療以外の目的でバイアグラが欲しい人は、保険の適用にならずに自費診療となってしまいます。
自費診療なら保険証は必要ありません。
クリニックによっては自費診療にしか対応していないこともあるので、事前に確認しておきましょう。
バイアグラのジェネリックはお得に購入できる
バイアグラにもジェネリックがあります。
ジェネリック医薬品は、すでにある医薬品(先発医薬品)の特許が切れた後に発売される後発医薬品のことです。先発医薬品と「同じ成分」「同じ効果」の薬で、開発費用が抑えられるため安い費用で販売することができます。
バイアグラのジェネリックは、バイアグラと同じ有効成分であるシルデナフィルクエン酸塩を使っています。すでに安全性や効果が認められているので、安心して使用できるでしょう。
バイアグラとジェネリック品の価格がどのくらい違うのか、イースト駅前クリニックを例に見てみましょう。
バイアグラ | バイアグラジェネリック | |
---|---|---|
25㎎1錠 | 1,400円 | 820円 |
50㎎1錠 | 1,600円 | 1,030円 |
お得にバイアグラを購入できるのがジェネリックの魅力ですが、主成分が同じでも添加物に違いがある点には注意が必要です。
使われている添加物との相性によって効果が変わってくるので、同じ有効成分を使っていてもまったく同じにはならないことを覚えておきましょう。
バイアグラを処方してもらうならオンライン診療がおすすめです
バイアグラは医師の診察を受けて処方してもらわなければいけませんが、「クリニックに通う時間がない」「人の目が気になってしまう」「通院するのがバレたくない」と思う人も多いはずです。
そこでおすすめなのが、オンライン診療です。
オンライン診療は、スマホやパソコンなどを使って自宅で医師の診察してもらえる、薬を処方してもらえるものです。
- 家にいながら医師に診察してもらえる
- 人目を気にせず診察が受けられる
- 通院の手間や時間がかからない
オンライン診療は通信環境さえあれば自宅に限らずどこにいても診察を受けられるので、仕事で時間の確保が難しい人はもちろん、通院の手間をかけたくない人、クリニックの中で誰かと顔を合わせるのが嫌な人にもおすすめです。
一般的な診療と違い、土日祝日や夜間も対応しているところが多く時間の都合をつけやすいのも嬉しい特徴です。
- 保険が適用されない
- ほかのED治療が受けられない
バイアグラは不妊治療目的であれば保険適用になりますが、対面で診察を受ける必要があります。条件をクリアしていても自由診療となってしまいます。
また、EDの治療はバイアグラだけではありません。
- 幹細胞培養上清液を使った治療
- 衝撃波治療
- 陰茎海綿体注射
バイアグラを使った治療が一般的ではありますが、他の治療法を検討してみたい人、相談したい人は対面で診療した方が良いでしょう。
バイアグラのオンライン診療の流れを確認しよう
オンライン診療の主な流れはこちらです。
- オンライン診療を予約する
- 決められた日時に診察を受ける
- 治療薬を処方される
- 薬を発送してもらう
- 薬が自宅に届く
オンライン診療では予約した際に氏名や住所や問診情報の登録をしておきます。オンライン診察では問診内容を見て診察するので、正しい情報を入力するようにしましょう。
診察を受ける方法はクリニックによって決まっています。
- LINEビデオ電話
- Zoom
- 診療アプリ
- 電話
どの診察方法なのか、あらかじめ確認しておくようにしましょう。
診療や薬代の支払い方法もいろいろあります。
- クレジットカード
- 代金引換
- 銀行振り込み
- コンビニ決済
自分にとって便利な支払い方法を選べると良いですね。
オンライン診療と対面診療の違いをまとめました
オンライン診療と対面診療の違いがこちらです。
オンライン診療 | 対面診療 | |
---|---|---|
診察方法 | ・スマホやパソコンで受診する ・通信環境があればどこでも受診できる |
・病院に行って診察を受ける ・バイアグラ以外の治療法が選べることがある |
かかる時間 | ・予約時間に待ち時間なく診察が始まる | ・通院するための時間やクリニックでの待ち時間がかかる |
薬の受け取り | ・自宅に届けてもらえる | ・クリニックや薬局で受け取る |
オンライン診療はどこにいても診察が受けられますし、薬も自宅まで届けてもらえます。通院の手間や時間をかけずにバイアグラが欲しい人におすすめです。
ただ、対面診療でしかできない治療もあります。いろいろな治療の選択肢を相談したいなら対面診療を選んでも良いですね。
>> バイアグラをバレずに処方してくれるオンラインクリニックはこちら
オンライン診療対応のクリニックはどう選べば良いの?
たくさんあるオンライン診療対応クリニックから1か所を選ぶのは大変かもしれません。ここでは、クリニック選びのポイントを5つまとめました。
診療対応時間が自分に合っている
クリニックによってオンライン診療の対応時間は違います。早朝、深夜まで対応しているところ、24時間対応しているところ、日中だけのところなど様々です。
オンライン診断のメリットは自分の都合の良い時間・隙間時間に自宅で診察が受けられるところですから、診療対応時間が自分に合うところを選ぶようにしましょう。
服用が続けやすい費用である
バイアグラは24時間以上空ければ毎日服用しても問題ない薬です。長期間使用し続けていても効果が下がってくることはないので、長く購入し続ける人もいるでしょう。
費用が安い方が治療を続けやすい費用が抑えられた方が良いですよね。費用はクリニックによって違うので、比較してみることをおすすめします。
薬の発送が早い
バイアグラは届いたその日から使うことができますので、できるだけ早くほしいと思う人もいますよね。
クリニックによっては最短で即日発送してくれるところがあるので、急いでいる人はそういうクリニックを選ぶと良いでしょう。
支払い方法が選べる
クリニックによっては後払いができない、クレジットカード払いしか対応していないところもあります。自分の希望する支払い方法が選べるクリニックを探すと良いでしょう。
バイアグラのオンライン診療でよくある質問まとめ
バイアグラのオンライン診療についてよくある質問をまとめました。オンライン診療に興味がある人はぜひ参考にしてください。
バイアグラはどうやって手に入れられるの?
バイアグラは処方箋医薬品となっているため、医師の処方がなければ買うことができません。
バイアグラは薬局で買えないの?
バイアグラは薬局で買えません。使用できない人や副作用に対する注意が必要なこともあり、医師の処方がなければ手に入らないのです。
バイアグラは通販で買っても大丈夫?
バイアグラを通販で個人輸入することはできますが、偽造品や粗悪品が紛れていることもあるのでおすすめできません。
実際に健康被害が起こっている例もあるので、個人輸入せずにオンライン診療を受けて医師の処方薬を購入することが大切です。
オンライン診療のメリットは?
オンライン診療は隙間時間に自宅で診察が受けられるのが最大のメリットです。他にも、通院するための時間や費用がかからない、人目を気にすることがないなどのメリットがあります。
オンライン診療と対面診療では処方される薬や費用はほとんど変わりません。
オンライン診療のデメリットは?
オンライン診療でのED治療は内服薬治療に限られてしまうので、他の治療法を検討したい人は対面診療が必要です。
バイアグラのジェネリックはあるの?
バイアグラのジェネリックとして、国内製造のシルデナフィルがあります。使用されている有効成分は同じですから、バイアグラの効果と大きく変わりません。
バイアグラは保険がきくの?
バイアグラは男性不妊の治療として使用するときだけ、保険の適用となります。それ以外の目的で購入するときに保険は使えません。
オンライン診療をしているクリニックは自費診療だけとなっていることが多いので、保険適用でバイアグラが欲しい場合は対応している病院に行かなければいけません。
バイアグラを飲んではいけない人は?
バイアグラは、未成年者や心血管系障害を持っている人、低血圧の人、バイアグラ成分に過敏症がある人などは利用できません。
治療している病気がある人はバイアグラが利用できない可能性があるので、医師に相談するようにしてください。
バイアグラ以外にもED治療薬はある?
バイアグラの他にも、厚生労働省が承認している治療薬としてレビトラ、シアリスがあります。承認していない薬だと、ステンドラやサイデナなどもありますが、安全性の保障がされていないため医師と相談しながら決めるようにしましょう。
バイアグラは副作用の危険があるので通販購入はおすすめできない
バイアグラは個人輸入すれば通販で買うことができます。ただし、個人輸入したバイアグラは偽造品や粗悪品が混ざっていることもあり、実際に健康被害が起こってしまる例もあるので危険です。
バイアグラは副作用があったり使用できない人がいたりして、個人判断で服用するのは危ないです。個人輸入した未承認薬は保障制度の対象外になるのもリスクしかありません。
バイアグラはオンライン診療で通院することなく安全に買うことができます。クリニックによって診療時間や取り扱っている治療薬、支払い方法が違うので、自分に合うクリニックを選ぶと良いですよ。