下痢とは

下痢とは、糞便中の水分が増加した状態です。
下痢がいつから始まったかによって、急性と慢性(4週間以上)に分けられます。
下痢の原因
感染性腸炎
急性下痢のほとんどが細菌やウイルスによる感染性腸炎です。細菌性の場合、症状が強ければ抗菌薬を使用することもありますが、自然に軽快することが多いです。
薬剤性下痢
抗菌薬などの薬剤の使用によって、下痢を引き起こすことがあります。
大腸癌
固形便の排泄がなく、血便を伴う場合は大腸癌の可能性も考えられます。
下痢の治療
原因によって治療法が異なります。 止痢薬(下痢止めの薬)を用いることがありますが、感染性腸炎の場合には使用はおすすめできません。
頻回な下痢によって日常生活に支障をきたしている場合や、長期間続く下痢、また血便などを伴う場合などお困りの方は一度ご相談ください。